履歴書の志望動機【アパレルへ転職】好印象で熱意が伝わるコツ

履歴書の志望動機はアパレルへの転職でも必ず書く必要があります。
アパレル未経験で転職を目指すならどんな志望動機を書くべきか悩む人も多いでしょう。

そこで、アパレル未経験から転職を目指すときの好印象で熱意が伝わる履歴書の志望動機のポイントについてお伝えしていきましょう。

自分が感じるブランドの魅力やさらにどんな目標を持っているのかなどアピールしていきましょう。
ぜひ参考に好印象を持たれる志望動機で憧れのアパレル転職を成功させましょう。

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履歴書の志望動機ではアパレルで働きたい熱意を伝えましょう

履歴書の志望動機は、どのような業界でも熱意を込めなければいけません。

なんとなく志望した、またはどの業界でも通じるような志望動機は、採用担当者から見ると印象があまり良くないので、きちんと働いてもらえるのか不安になるため面接で少し不利になる傾向があります。

どういった内容を盛り込めばいいのか、以下の項目を参考にしてみてください。

きっかけとなる出来事を内容に入れる

アパレルを目指すきっけが何だったのか、志望動機に入れると良いでしょう。

「なんとなく良いなと思った」が正直なところだったとしても、何か「良いな」と思えるきっかけがあったからアパレルが転職の候補に入ったはずです。

服を買ったときに接客してくれた店員さんがいい人で、コーディネート例を沢山見せてくれて参考になったとか、結婚式などのイベントで着る服の知識が一切なく困っていたところを、ドレスのコーディネートだけでなく使ってはいけないような小物などのマナーも教えてくてれてタメになったとか、何でも良いのです。

そしてその接客を受けた自分が感じたこと、その後にどう活きたか、そして自分もそういう店員になりたいなど、エピソードはひとつあればそこからどんどん話を展開していくことが可能なので、十分な志望動機になります。

肉体労働ということも理解した内容にする

アパレル業界は一見華やかですが、実は肉体労働です。

店舗裏ではたくさんの服が入った大きなダンボールを何箱も重ねて台車で移動したり、商品の出し入れをするのに中腰のままの作業が続いたり、台車の入れない場所は箱を持って移動することもあるので最初の頃は二の腕が筋肉痛になります。

百貨店や大手ショッピングモールのようなところでは、別の階に急いで移動しなければいけないこともあるのです。

私は百貨店で働いているとき、仕事で1階から7階まで階段をダッシュで駆け上がったことが何度もあります。そしてその重労働をみんなヒールの高い靴で行うのです。クリアランスセールのときには休憩時間はほとんど無く、開店から閉店までほとんど立ちっぱなし走りっぱなしなので、閉店後にはスタッフがぐったりしているという光景も珍しいものではありまえんでした。

このように、アパレル販売員はかなりハードな仕事です。それを理解した上で応募するということも志望動機に入れておくと、「この人は分かっている」という印象を与えられます。

アパレル未経験でも活かせるスキルを履歴書の志望動機で主張すること

アパレル業界にいなくても、アパレルで役に立つスキルを習得することはできます。

志望動機を書く際は、これまで培ってきたスキルの中にアパレルに役立ちそうなものがないか考えて見ましょう。

例えば以下のようなスキルは販売員として働く際に必要になります。

人見知りせず誰とでも話せる

アパレル販売員は初対面の人相手に自分から話しかけなくてはいけません。

私は人見知りの強い性格で、実はアパレルにあまり向いていない性格でした。そのため、最初は本当に苦労しました。全然話しかける勇気が出ないのですから。基本的に人見知りの人はアパレル業界など目指さないのかもしれません。

しかし、物怖じせずに積極的に話しかけられることはやはり売上を作るチャンスは多くあるということなので、得意なことであればアピールしてもいいでしょう。

視野の広さはアパレル業界に必須

アパレル販売員は、一点集中タイプよりも現場全体を見ることができる人が向いています。

他のスタッフの接客の邪魔にならないように作業をしたり、接客をしたり、数人のお客さんの動きをよく見てアクションを起こしたりと、店内をよく見て動かなければいけないことが多々あるのです。

マルチタスク能力が高いエピソードを取り入れることができれば強みになります。

記憶力の良さも好印象

店内はいつでも同じ状態ではありません。

新商品が入ればレイアウトを変え、マネキンもそれに合わせて変えるのです。

その商品の場所はいつどう変わってもすぐに覚えられる記憶力が必要です。

接客中に使いたいアイテムがあっても、場所が分からずモタモタしていたら売上を逃してしまいます。

また、リピーターであれば覚えていると接客がしやすいというメリットがあります。人の名前を顔を覚えるのが得意な人は顧客獲得率が高く、売り上げも高くなりやすいです。

アパレルへの志望動機を履歴書に書くときは自分の言葉で表すことが大切

志望動機は基本的に全て自分の言葉で書くのが基本ですが、中でも自分の言葉で書くとより熱意が伝わりやすいのがブランドイメージです。そのブランドのコンセプトをよく理解し、きちんと自分の言葉で魅力に感じた部分を上げられると好印象となります。

ただし、中には繊維企業への就職でどこのブランドに配属されるかわからない場合もあります。

そういった場合は好きなブランドのコンセプトを挙げてもそこに配属されない可能性があるので意味がないかもしれません。

ブランドを一通り見て、どのようなブランドが多いか見て考えると良いでしょう。

大体展開しているブランドは系統が同じ物なので、全体的なコンセプトは分かるはずです。

志望ブランドのコンセプトや求める人材の把握も重要

希望しているブランドが決まっている場合は、そのブランドが求める人材も把握しておきましょう。

ホームページや店舗のポスターの求人情報に書かれていることが多く、また、ブランドコンセプトを見ると大体どんな雰囲気の人が求められているか分かります。

アグレッシブに働いてくれる意識のある人が良いというブランドもありますし、他のスタッフとの調和を大事にする穏やかなスタッフが求められるブランドもあります。

一番わかり易いのはそこで働いているスタッフを見ることなので、買い物に行って実際に接客を受けてみて感じた印象を目指すのもいいでしょう。

好印象を持たれる志望動機を考えてアパレル転職を成功させましょう

志望動機は過剰書きなどではなく文章で書くものです。

短すぎるのも印象が良くありません。

上記のことは分かっている人が多いのですが、もうひとつ、好印象を持たれるために気をつける書き方があります。

ダラダラ書きをしない、ということです。

こういう事があり、こう感じて、こんな理由で志望しますという長い文章は、志望動機ではあまり好まれません。

最初に結論を書き、後から理由やエピソードなどで肉付けをしていく書き方が分かりやすく、勢いも感じるので好印象なのです。

また、どうしてもやりがちなのが不要な言葉での肉付けです。

例えばですが、「私が小さな子どもの頃にお父さんに連れて行ってもらったデパートで」という文章は31文字ありますが、もったいない文字数の使い方をしています。

これなら「私が子供の頃、父に連れられて百貨店に行った時」と言い換えると22文字で収まります。

9文字の差は履歴書の小さな志望動機欄ではとても大きいです。

何を書きたいか、一度紙にざっくり書き出しましょう。そこから不要な言葉を変えて、新しく伝えたい大事な情報を入れて、質の高い志望動機を作ることが面接で与える印象にも繋がります。