バイトを高校生がするときの志望動機の書き方やポイント

高校生がバイトを始めるときには、どんなことを志望動機に書けばいいのでしょうか。

時給が高い、家から近い、休みが多いなど本音としてはこのようなことが志望動機だとしてもそのままストレートに伝えてはいけません。

この本音の部分に、きちんとした理由をプラスすることで印象の良い志望動機に変えることができます。高校生の為の志望動機の書き方を紹介します。

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高校生がバイトをするときの志望動機で「家から近い」はアリ

高校生の場合のバイトの志望動機で「家から近い」と書くことは、採用先にも十分受け入れられる内容です。

高校生は未成年、家から近い事は重要

アルバイト先へ通いやすいことは、高校生には需要なポイント。

バイトの採用担当者も、応募してきた高校生がどこに住んでいるのか、ちゃんと継続して安全に通う事ができるのかという点は特に気になるところです。むしろ、家が近い事に安心する可能性は高いです。

志望動機に正直に書いても問題ありません。ただ、志望動機に書く時には「家から近く通いやすいため志望しました。」にもう少し付け加える事をおすすめします。

例えば近くのスーパーのアルバイトに応募する場合。

「こちらのお店は普段から利用する事が多く、いつも明るい店員さんの接客で気持ちよく買い物をすることができていました。私もお店の一員となり、仕事を通して接客の基礎やマナーを学び、自分が感じたような明るく気持ちの良い接客がしたいと思い志望しました。学校からは16時には自宅へ帰ってきますので、16時30分から勤務可能です。」

といった様に、バイト先の良い部分を盛り込みつつ、具体的に通いやすい理由を書くようにして下さい。

バイトで一生懸命働き学費や留学資金の事を志望動機に取り入れるのもおすすめ

採用担当者は、なぜ高校生のあなたがバイトをしてお金を稼ぎたいと思っているのか、知りたい部分であります。

バイトをする目的を志望動機に書く

実際には「時給が良い」などの理由があるかもしれませんが、お金の事をそのまま履歴書に書くのはあまりよくありません。

時給が良い事に惹かれる、根本にある理由を書くようにしてみましょう。

例えば留学したくてその費用を貯めたいといった場合、時給が高いのは効率的にお金が貯められる魅力的な条件ですね。

志望動機に書く時には「時給が良いから」と書くよりは「留学資金を貯めたいため」と書くほうが、採用側も納得がいくのです。

前向きな理由でバイトをしようと志望している事がわかれば、好印象となること間違いないでしょう。

私は実際、高校生の時にお蕎麦屋さんでアルバイトをしていました。私がアルバイトをした目的は、自分の携帯の料金と、学校へのバス通学でかかる定期代を自分で支払う事、さらに卒業後に進学する時のための貯金がしたかった事が働く目的でした。その事を素直に志望動機に書き、雇用してもらうことができました。

このように、働く目的がしっかりと定まっていると、採用側も納得してくれるようです。

高校生ならではのバイトの志望動機になる社会勉強

私は自分の子供が高校生になったらアルバイトをさせたいと感じます。

私がよく行くスーパーは、土日はレジや品出しなど高校生がたくさん働いています。アルバイトの高校生の皆さんは、お客さんに対して敬語を使い、挨拶をするなど、見ていてとても良い社会勉強になっているなと感じるからです。

実際に働いて経験するからこそ、得られるものは多いと思います。
学生が終わり、社会人になる時にバイトで得た経験は必ず、生かせるときが来ます。

「社会勉強を積みたい」という志望動機は前向きな印象になる

もしかしたら、バイトをしたいのは「自分で自由に使えるお金が欲しい」が本心かもしれません。

ですがやはり、その自由に使えるお金を手に入れるためには、働かなければいけません。そして働くことで、高校生活では味わえない、社会人としての経験を積むことができます。

志望動機に良い理由が思い浮かばない時は、「仕事をして経験を積みたい」事を理由に書いてみるのも、一つの良い方法です。

高校生のバイトの志望動機で書いてはいけない事や注意点

志望動機は思った事をそのまま書いても良いのですが、その内容は「好意的なもの」「前向きな理由」が基本です。

そのため、次のような内容は志望動機に書くべきではありません。

  • 休みなどの自由がききそうだから
  • 友達が働いていて一緒に働きたいから
  • 楽そうで自分にもできそうだと思ったから
  • お店が暇そうだから
  • (志望動機は)特にありません
これはどれもネガティブな内容ですので、たとえ本心で思っていたとしても、志望動機に書くべきではありませんので、別の内容を考える様にしましょう。

バイトの志望動機はどんなことも前向きに伝えれば印象が良くなります

志望動機の内容は、ネガティブな内容ではなければ、採用担当者に悪い印象は与えませんので、そこまで深く考えなくても大丈夫です。

志望動機だけで採用か不採用なのかを判断されることはありません

働ける条件の他に、面接で本人と話した時の印象なども大きく影響します。

ですがもし、応募者が数人いて少ない枠を競った時、志望動機がしっかりと書かれている人と、内容の薄い人がいれば、書類の段階で印象が良いのは前者の人になります。

働きたいと思った強い気持ちが伝わるように、丁寧にかけば大丈夫です。
あなたなりの前向きな志望動機を考えてみて下さい。