スーツの着こなし術・ジャケットやベストのボタンの留め方を解説

スリーピーススーツやシングルスーツ、ダブルのスーツなど、世の中には色々なデザインのスーツがあります。スーツを着る時は、ボタンの留め方にマナーがあることはご存知でしょうか。

スーツを着るときは、どのような着こなしでボタンを留めれば良いかを知ることで、カッコよくスーツを着用することができます。

ここでは、色々なスーツのボタンの留め方についてお伝えします。素敵にスーツを着こなすことで、かっこいい大人の男になりましょう。

スポンサーリンク

関連のおすすめ記事

請求漏れ!判明した時の対処やお詫びのための文例を紹介

経理の仕事をしていると、あってはいけないけれど発生してしまうこともある請求漏れ。請求漏れが判明し...

社長へメールを送る時のマナー、よくあるミスと対処法も解説

社長へメールを送る場合、失礼がないようにとマナーに気をつけると思いますが、マナーを意識しすぎてしまう...

納期が遅れそうな時の対応は迅速に。謝罪の仕方について

納期が遅れるのはとても重大なミスです。しかし、どんなに気をつけていてもヒューマンエラーはゼロには...

パワーポイントで良いプレゼン資料を作る!例も交えて紹介

顧客獲得のためには良いプレゼンは欠かせません。では良いプレゼンとはどのようなものなのか?それ...

名刺交換の作法正しい渡し方と受け取り方について紹介します

名刺交換の作法ではこのような事が基本となります。意外にもこんな細かいポイントがあります。名刺...

納品遅延!謝罪のためのビジネスメールの書き方について

ビジネスマンをしていると、謝罪が必要な事態を引き起こしてしまうこともあります。商品を扱う仕事をし...

ハンドメイド作家は確定申告が必要!バレないと考えるのはNG

ハンドメイドで収入を得ていても、確定申告は必要ないし税務署にバレないと考えている人が多いと言われてい...

キャンセルメールの書き方、インターンのキャンセルのポイント

就職先を選ぶために有効なインターンへの参加ですが、様々な事情からキャンセルしなくてはならないことがあ...

派遣社員は難しい?40代女性の就活について

40代女性でも派遣社員として働くためにエントリーすることは出来ます。しかし、現実問題としては目に...

広告の営業のコツとは?必要なスキルと気持ちの作り方について

広告の営業ではどのようなコツが必要なのでしょうか。仕事の相手がひとつではない広告の営業だからこそ必要...

事務職は資格なしでも大丈夫?事務職に求められるスキル

事務職の資格なしは選考されるときに良くないイメージを与えてしまうのでしょうか。事務職に役立つ...

ビジネスメールで送信先の間違い!謝罪の仕方について

今やメールは無くては仕事にならないほどの必須アイテムとなりました。郵送とは違い瞬時に送れるメール...

今日は欠席したい…、そんな時に使える理由、会社を休みたい人へ

なんとなく体がだるいなどの理由で会社を欠席したい時ってありますよね。ただ、「体がだるい」といった...

No Image

長所と短所の上手なアピール方法。面接官の印象が良くなる答え方

面接では必ず聞かれる質問の一つに、「あなたの長所と短所を教えて下さい」という質問があります。その場で...

40代で離婚からの就職活動!スムーズに見つけるためのポイント

40代の既婚女性が離婚したとき再就職をしたいと思っても仕事はあるのかと不安になっていませんか?もちろ...

スポンサーリンク

スリーピーススーツの着こなし術・ベストとジャケットのボタンの留めかた

色々と種類があるスーツの中でもスタイリッシュで出来る男性が着ていそうなスーツは、スリーピースのスーツではないでしょうか。ベストもセットになっているスーツで、格好良く着こなすためにはベストの着こなし方も覚えましょう。着こなしと言っても「ベストなんてただ着るだけじゃないの?」と思いませんでしたか?
実はベストの着こなしにもマナーがあります。

スリーピースのベストの着こなしポイントは、ボタンの留め方です。

スタイリッシュに格好良く決めているつもりが、知っている人がボタンの留め方を見れば、無知なのがバレてしまいます。

ボタンは基本的には普通に上から順に留めて行くだけです。
ただ、一番下のボタンだけは基本的に留めません。

デザインによっては下までしっかり留めるベストもありますが、ほとんどの場合は留めないようにデザインされています。

位置的にボタンを留めると明らかに変な位置に付いている場合もありますが、一見すると普通に留められる位置に付いているベストも多いです。

しかし、ボタンの位置だけでは判断できません。どちらか分からなければ買う時に店員さんに確認しましょう。

スリーピーススーツの着こなし・ベストのボタンの一番下を留めない理由

スリーピーススーツのベストを何も考えずに着たら、自然と一番下までボタンを留めてしまう位置にボタンが付いている事が多いです。

そのため、一番下のボタンを留めていないのは変なのではないかと心配になってしまう人もいるでしょう。

実際に着てみると分かりやすいのですが、スリーピースのベストのボタンを全部留めると変なシワが入ってしまう事が多いです。

これは、「一番下は留めない」という認識で作られているため、そもそも留めない事を前提として作られています。

ベストの一番下のボタンを留めない理由は色々な説がありますが、当時のファッションリーダー的な人がある事情により一番下のボタンを開けて着ていたのをみんなが真似したという説があります。

昔も今もファッションの着こなしを作っていくのはおしゃれな人だったんですね。

元々は一番下まで留めるのが正しい着こなしだったものの、いつしか一番下は留めないという認識になっていきました。

現在では、一番下のボタンは留めない前提でパターンを引いていることが多く、ボタンを留めると変なシワが入ってしまうこともあります。

シングルスーツの着こなし!2つボタン・3つボタンの場合

ジャケットのボタンは一番下は留めないのが基本です。

このことを初めて知ると、「それは変じゃない?」と思ってしまうかもしれませんが、現在のスーツが出来上がるまでに残ったルールです。

留めないボタンなら最初から付ける必要がないと思う人もいると思いますが、留めないからと言って失くしてしまうと、なんだかバランスが悪くなってしまいますよね。

スーツのジャケットのボタンの数はデザインによって違います。2~3個の場合は、一番下は留めませんが、4個~になると全部留めることが多いです。

デザインによっては一番上のボタンも飾りの場合があります。一番下のボタンと違って、付いている位置が明らかに留めるには不自然な位置にあるので、分かりやすいです。留めると着崩れる場合は、飾りボタンだと判断するといいでしょう。

ダブルのスーツの着こなし・ボタンの留め方

ダブルのスーツは、ジャケットの前の重なる部分が幅広く、ボタンが2列付いています。

ここまでのスーツの着こなしは、ボタンは一番下は留めないというのがルールだと認識したと思います。

ダブルのスーツは基本的に全て留めます。

ダブルはクラシックなデザインのジャケットで見かけることも多く、若い世代よりも歳を重ねた男性の方が着ていることが多いです。

大人の男性に選ばれているのは、シングルスーツよりもゆったりした作りが多いので、中年太りのお腹を隠したり窮屈感が軽減しやすいためでもあります。

そのため、より窮屈感を軽減しつつ、こなれ感が出せるので、上の1つは留めない、一番下は留めない等アレンジした着こなし方もあります。

スーツのボタンマナー・座ったときのボタンについて

スーツを着た時はどうしても窮屈感を感じてしまう人もいるでしょう。立っている時は良いけど、座ったときは特に気になってしまう場合があります。

道行くサラリーマンでジャケットのボタンを開けた状態で歩いている人は多いですが、フォーマルのマナーの観点からいえばジャケットはボタンを留めるのがベストです。

特に結婚式やパーティーなどマナーを求められる場ではちゃんとボタンを留めて着こなしましょう。

でも、座ったときに窮屈だったりシワになってしまうのはきになりますよね。

座っているときに限り、シングルのスーツの場合はボタンをはずしても構いません。ただ、座っているとき以外はボタンは留めておくのがマナーなので、立ち上がる直前にサッとボタンを留めましょう。
座っている時はボタンをはずしていてもマナー違反とは言えませんが、ビジネス上では相応しくない場合もあるでしょう。ボタンを留めないとだらしない印象になりがちなので、取引先やお客様と会う時は誠実さをアピールした方がいい場面では外さない方が無難です。